感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
249
2002年発刊のやや古い本になるが、当時の日本全国の温泉の状況がよくわかった。地域によって温泉の数が異なるかと思うが、東北の方が多く、関西より西は大分少なく感じた。2016/07/06
hatayan
43
2002年刊。大学の観光学部教授として温泉文化論を専攻する著者が日本全国の名湯230近くをカラーの写真を使って紹介。登別、草津、別府等メジャーどころは押さえたうえで共同浴場のある小さな温泉までカバー。東北には名前を聞いたことのない温泉も。甲信越、九州には訪ねたくなる温泉が多数。本書は温泉と同時に伝統ある宿を紹介しているのが特徴。温泉の楽しみ方には日帰り入浴だけでなく、宿泊者限定の内湯に浸かり地元の食材を味わう贅沢な楽しみ方があることを伝えてくれます。どちらかといえば旅慣れた大人向けの一冊かもしれません。2020/10/27
ビイーン
27
温泉教授、何それ?と思ったが著者は札幌国際大学観光学部の教授である。のっけから北陸のランプの宿を引き合いに出して「循環・濾過・塩素殺菌風呂」を批判し「本書は辛口のガイド」と言う。カラー写真で温泉の雰囲気がよく伝わってくる。なんか温泉に行きたくなるなあ。2017/12/24
かんちゃん
21
「温泉と言えば?」と問われたとき、色んな「泉質」を思い浮かべたあなたは「世間を正しく見極めようとする常識人」です。宿で振る舞われる豪華な「料理」を思い浮かべたあなたは「日頃から仕事や育児や家事に追われて、上げ膳据え膳に憧れる働き者」です。老爺婆ではなく、体躯の引き締まったイケメンやうら若き女性と一緒の「混浴」を思い浮かべたあなたは「まだまだ元気なエロオヤジもしくはエロオバはん」です。------あ〜ぁ、混浴露天風呂に行きてぇ〜(*'∀'*)2016/08/17
モリータ
4
◆2002年刊。写真なんかはちょっと古め。パラパラ用にならべておく。2020/12/12