内容説明
デザート情報に精通した人たちの話を聞いていると、話題によく出てくるのが「プランタン銀座」のデパ地下である。たしかに、雑誌などでよく取り上げられているお菓子や、過去に流行したデザートを思い出してみても、プランタン銀座発のものが多い。そう思っていたところ、プランタン銀座のデパ地下には「カリスマバイヤー」なる存在の人がいることを知った。つまりは流行デザートの仕掛人である。本書はそのバイヤーに注目し、プランタン銀座の地下がなぜデザートの流行発信基地になりえたかを書いたものである。
目次
第1章 デザートブームはデパートから
第2章 「プラ地下」と「カリスマバイヤー」
第3章 仕掛人の発想
第4章 流行のデザートはこうして作られる
第5章 プランタン銀座の発想
第6章 仕掛人・発想の原点
第7章 デパ地下の未来、デザートの未来
著者等紹介
加園幸男[カソノユキオ]
1967年生まれ。東洋大学経営学部商学科卒業後、’90年プランタン銀座入社。ナイティ&バス・トイレタリー売場を経て、’93年から食品売場へ。現在、フーズレストラン事業部OMD担当兼催事推進課長
釼持佳苗[ケンモツカナエ]
1968年生まれ。日本女子大学文学部卒業後、フリーライターに。ダイエットに関するメールマガジンを発行中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョニー出ッ歯
6
ビジネス本とは違う。売り上げを伸ばすひとり社員のドキュメントみたいだな。2010/11/14
takao
3
ふむ2024/07/14
トーマス
1
銀座プランタンの地下デザート売り場がなぜ流行の発信源足りえたか。それは立地上、追いかける立場であり、かつ現場への権限移譲が大きかったこと。追いかける立場であればできたことが、今後追われる立場で同じことができているか気になる。2015/11/14
Kyu_zae_mon
1
デパ地下というより銀座プランタンの地下デザート売り場の本でした。デザートの流行を作り出すバイヤーのお話です。時代の半歩先をいくという共通認識が社員にあるからこそ、即決で仕事が早く進むというのが印象的。時代の最先端をいく仕事はスピードが重要なのでしょう。2012/11/11
ゆ
1
こういうふうに予兆をキャッチして、流行をつくっていくんやな。面白い。オムツとビールの関連は調べたい。2011/12/22