内容説明
一九七七年のアメリカでの大ブームを皮切りに、その後世界各国に普及していった寿司文化。「スシ」はいまや世界共通語となりつつあるが、それぞれの土地でお寿司はどのように受け入れられ、食べられているのか。パリ・北京の回転ずしから世界最南のお寿司屋さんを探る旅まで、ニューヨークで最初の寿司専門店を開業させた著者による、世界各国のお寿司事情レポート。
目次
1 パリ・北京、美食王国の回転ずし
2 アメリカ食になった「SUSHI」
3 ロンドン発・すしと「モダン・ブリティッシュ」
4 サウスチャイナですし三昧
5 オセアニア―世界最南のすし
6 EUの首都にすしブーム
7 マンジャーレの国、すしを知る
8 メキシコ・アメリカすしコネクション
9 トロのすしならスペインへ
著者等紹介
松本紘宇[マツモトヒロタカ]
1942年東京生まれ。東京大学農学部卒業後、サッポロビールに入社。’69年退社後、ニューヨークへ渡る。日本レストランでのアルバイトや魚介類のバイヤーを経た後、ニューヨークで最初の寿司専門店『竹寿司』を開業。現在は食文化研究家として活動中
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感想・レビュー
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ようはん
15
取り上げられた国や地域だと魚の生食文化のあった中国南部に古代ローマ時代にガルムを発明したイタリア、海産物が豊富で米食文化も強いスペインと寿司が受容される食文化があるのは面白い。 2023/04/27
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
0
☆×4.5…タイトルに恥じない海外のすし情報です。本当に地球回っています。それぐらいこの言葉は有名になってしまったんですね。それと現地でもさまざまな工夫がされているようで。もちろんお米を現地で調達したりと…でもやはり本元と比べれば海外という特性上どうしても値段が…でも海外のちょっと違ったすしは味わってみたい!!2010/08/15
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