内容説明
「ソムリエという仕事柄、ワインしか飲まないのではと思われがちですが、僕が日常的に一番多く飲むお酒は焼酎です」―世界の頂点に立ったソムリエは、本格焼酎をこよなく愛する。基礎的な知識から、新しい楽しみ方までを、著者自身の体験を交えながら語る、本格焼酎入門書の決定版。芋や米、麦、ソバ、黒糖からつくられる焼酎から泡盛まで、世界に誇る日本の蒸留酒を知り、味わい、自己流で楽しむ。
目次
第1章 本格焼酎との出会い(焼酎の香りがとてつもなく嫌だった;一気飲みでますます焼酎嫌いに;うどん屋で焼酎を並べるも大惨敗 ほか)
第2章 本格焼酎を知る(本格焼酎とは何か;焼酎の製造史;焼酎のつくり方 ほか)
第3章 本格焼酎を味わう(伊豆七島の焼酎;鹿児島の焼酎;奄美諸島の黒糖焼酎 ほか)
著者等紹介
田崎真也[タサキシンヤ]
1958年東京生まれ。’83年、日本で開催された、「第3回全国ソムリエ・最高技術賞コンクール」(フランス食品振興会主催)で第一位。’87年「ホテル西洋銀座」にシェフソムリエとして入社。’95年、「第8回最優秀世界ソムリエコンクール」で日本人として初めて優勝、世界一の座につく
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たか
4
10年以上前に読んだ本を再読。田崎真也は何気にワインよりも焼酎の方が好きなんだと少し驚き?❕2018/08/26
takao
3
ふむ2023/12/27
夏野菜
2
ワインの大家の焼酎本。焼酎は「飲みやすく」あるべきではない。芋の個性があってしかるべき。ワインなどとは違い、森以蔵や伊佐美なんかの高い焼酎は飲みやすくて、芋の臭さがないある種の無個性。甲類は連続式蒸留機で作られ、乙類は昔ながらの単式蒸留機で作られる。いわゆる本格焼酎は乙類。黒糖焼酎の製造が認められているのは奄美だけ。よそで作ると法的にはラムになる。2013/05/06
クジラ
2
焼酎の甲種、乙種、本格焼酎とは?など、以前から謎だったことの答えが書いてあった(まぁ、知らなくても、おいしく焼酎を頂ければ満足ですが)。後半は様々な焼酎が紹介されているが、さすがソムリエ。味を表現する言葉のバリエーションの豊富さは脱帽です。2011/03/16
もるもる
1
米が泡盛くらいしかでてこない気もするけど、まあいいや。とりあえずよりじっくりと飲んでみようという気にはなる。2011/04/22
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