海辺の村のパン屋

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海辺の村のパン屋

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784776411093
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

主人公の少年は、海べの村でパン屋の息子として育った。この村では、漁師をはじめ、船大工や網職人、魚を塩漬けにする女性たちなど、みんなが海に関する仕事をしている。冷たい風にふかれながら厳しい仕事をする村の人たちを見て、自分の父親はあたたかな場所で楽な仕事をしている――そう思う少年に、父親は……。
社会のつながりを知る絵本として、仕事について考える絵本として、そして、家族の絵本としてもおすすめです。

内容説明

この物語にでてくる海辺の村は、作者のふるさとであるイングランド、サフォーク州のイーストコーストにありました。そこは、100年以上つづく、にぎやかなりょうしの村でした。作者のおじいさんのパーシーは、村のパン屋で、りょうしではないことをときどきうしろめたくかんじていたそうです。これは、そんなパーシーのための物語です。

著者等紹介

ホワイト,ポーラ[ホワイト,ポーラ] [White,Paula]
イギリスの海辺の町で生まれ育ち、現在もサフォーク州の海のそばに住んでいる。テキスタイルデザイナーや絵画を教える非常勤講師として勤めたのち、大学で絵本のイラストレーションについての修士号を取得。自らの絵のルーツが生まれ育った海辺の町にあることを再確認して描いた本作は、2023年カーネギー賞画家賞ロングリスト、クラウス・フリューゲ賞ショートリストに選ばれた

いけださちこ[イケダサチコ]
島根県松江市出身。東京大学文学部言語文化学科英語英米文学専修課程卒。子育てのかたわら、絵本や児童文芸の翻訳を学ぶ。やまねこ翻訳クラブ会員。本作が初の訳書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やすらぎ

174
丘を越えて陸を歩み続ければ、いつか海辺にたどり着く。この星は海に満たされているから。船を造り、網を縫い、海に生かさせている人々。暮れれば眠り、明ける頃には海の中、船上の美しさに見惚れる。色の少ない絵本を染める空や海の淡青と、かすかに灯る明かりが印象的。漁師町でパン屋を営む親子の物語。もしやりたいと思う気持ちがあったら、漁師でもいい、パン屋でもいい。夢見たことはやってみた方がいい。夢を追いかけてみると、その先にまた夢を見つけるだろう。またその先にも。自分のため他者のために。焼き立ての香ばしさに笑顔こぼれる。2024/10/07

☆よいこ

79
絵本。仕事テーマ▽ぼくのふるさとは海のそばにある村。誰もが海のそばで働いている。ぼくは漁師に憧れて、海で働きたいと考えていた。だけど、ぼくの父漁師じゃなくてパン屋だった。ある時、ぼくは父に「漁にでたことある?」と聞いてみた。父は自分には向いていなかったという。そして、パン屋の仕事のいいところを話してくれた。「ここでは みんなが いっしょうけんめいに はたらいている」▽どんな仕事でもいいもの、希望のあるお話でした。ふろく(別紙)にココナッツ・バンズのレシピあり。2024.1刊2024/04/01

はる

65
海辺の小さな村で暮らす男の子は、将来漁師になるのが夢。でも、お父さんは村でただ一人のパン屋さん。どうしてお父さんは漁師にならなかったのだろう……。セピア色で描かれる物語は、古い思い出のよう。お父さんと男の子の関係が素敵てす。2024/01/24

とよぽん

60
落合恵子さんがラジオ番組で紹介してくださった絵本。2024年1月発行の新しい絵本だ。街から遠く離れた海辺の漁村、大地と海が出会う、陸の端っこが舞台。絵は白、黒、青など少しの色しか使っていないが、海や空の明暗を巧みに描いている。作者が祖父と叔父にささげたパン屋のお話。静かで説得力がある。2024/03/31

ぶんこ

45
ぼくが住んでいるのは「大地と海がであうところ」なんて素敵な言葉でしょう。そこでは漁師を中心に、海で獲れた魚を扱う人々が仕事に励んでいます。ぼくは漁師に憧れていますが、父は村のパン屋さん。命懸けではない仕事。ちょっと不満なぼくは父にたずねます。父が朝早いうちから作る温かいパンが皆を温め、笑顔が溢れて仕事が捗る。どれも大切な仕事。ぼくにもそれが分かったようです。2024/02/07

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