内容説明
〈声楽コンクール〉の前夜、優勝候補のナンバーワンの井田貴子が何者かに狙われ、咽喉に悪い激辛の薬味をサラダに入れられた!不測の事態の発生を恐れた審査委員長の要請で、しぶしぶ会場に出かけた警視庁捜査一課の片山義太郎と妹の晴美、石津刑事と三毛猫ホームズの一行。はたして会場周辺で不穏な動きが…!?貴子はライバルの恭子が怪しいというが、犯人は意外にも…!?超人気シリーズ珠玉の短編三編に、著者の自伝的エッセイ「三毛猫ホームズの青春ノート」を加え、待望のシリーズ第17弾登場!
目次
三毛猫ホームズのプリマドンナ
三毛猫ホームズのモーニング・コール
三毛猫ホームズの古時計
三毛猫ホームズの青春ノート―小さな自伝
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
8
三毛猫ホームズシリーズ第17作。声楽コンクールの前夜、優勝候補ナンバーワンの食べるサラダに激辛の薬味が。不測の事態を怖れた審査委員長の要請でしぶしぶ会場にでかけたのが片山刑事達だった。表題作他「三毛猫ホームズのモーニング・コール」「三毛猫ホームズの古時計」そして自伝的エッセイ「三毛猫ホームズの青春ノート」を収録。1989/02/14
きのきの
1
実家から借りて来た。懐かしい。このシリーズは何冊まで読んだかな。短編が3本にエッセイ。インフル静養中に軽く読めた。2018/01/28
くらげ@
1
(☆☆☆)「プリマドンナ」「モーニング・コール」「古時計」「青春ノート-小さな自伝」2012/04/08
事務所ひとり
1
表題作は珍しく殺人事件はおきませんでした。最後に赤川先生の自伝が掲載されており、短編一編分はありました。自伝はいらなかったかも。驚いたのは、挿絵が少女コミック風という事です。何か試験的な意味なのかな。2010/02/12
二分五厘
0
1992.12.6