内容説明
Kブライダルセンターにまいこんだ1通の手紙―それには、貴社の仕事は愛を冒とくするものだ。ただちに中止せよ―と書かれていた。いたずらの手紙と思っていたが、センターのOLが散弾銃で撃ち殺されて、死体の上に花束が。折りしも、翌週には「愛の花束」と銘うった集団見合いが企画されていた。警視庁捜査一課の片山刑事は、妹・晴美、石津刑事とホームズとを連れて、この集団見合いに出席、次の犯行にそなえた。はたして犯人は!?ホームズの名推理!
目次
三毛猫ホームズの名騎手
三毛猫ホームズの夜ふかし
三毛猫ホームズの幽霊城主
三毛猫ホームズと愛の花束
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
11
三毛猫ホームズシリーズ第15作。ブライダルセンターに舞い込んだ無気味な手紙。貴社の仕事は愛を冒涜するものだ。直ちに中止せよ。そして社員が殺され、死体の上に花束が。ホームズ達はセンターが企画した集団見合いに潜入する。表題作他「三毛猫ホームズの名騎手」「三毛猫ホームズの夜ふかし」「三毛猫ホームズの幽霊城主」を収録。1988/02/24
ぴーとろ
1
赤川次郎は読んだことがなかったので、読んでみようと思って図書館で半分ほど読んでみた。 個人的にはもう少しミステリー色が強い方が好きなので、ちょっと残念。普通の物語に推理要素が入っているという考えならそれもそれでありなのかな...。知らない作家の本を読むのもなかなか良い経験。2021/07/31
ありあ
1
表題『愛の花束』にて迷惑な祖父さんだなぁ。2017/06/07
くらげ@
1
(☆☆☆☆)名騎手、夜ふかし、幽霊城主、愛の花束の短編集。ホームズは本当に何でもできる。馬に乗ることも(笑)。夜ふかしのヒロインとのラーメン屋でのやりとりが好きかも。2011/04/22
二分五厘
0
1990.2.14