感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
39
カッパノベルスの初版で読む。108円棚では、たまに、こんないい本に巡りあえる。「旅」号は、もちろん架空の列車だが、十分実現可能な設定であり、著者の鉄道への造詣の深さを感じる。主役は十津川警部というより、日下刑事であり、恋愛もからませていて、加速がついたように読み進んだ。列車ミステリは、車内外の連絡が困難な時代の方が、よりサスペンスを感じさせてくれる。2017/12/09
まいAMI西
2
【再読】 昭和57年当時の国鉄ダイヤの中に、この特別仕立ての列車を走らせた作品だが、寝台特急が華やかしき時代で、のんびり旅行ができたことだろう。行く先々での殺人事件。全国を股にかけた壮大なスケールのトラベルミステリー2018/08/11
たかゆじ@石原プロは永遠だ!!!
1
カッパノベルズさんで読む。まだ国鉄時代の十津川警部シリーズ。日下刑事も、そして日下刑事の両親もなんだか昭和の親だなあ・・・としみじみ感じる一冊。2023/05/05
二分五厘
1
1986.5.23
らむり
1
★★★★☆