カッパ・ビジネス<br> 脱日本のすすめ―米・韓連合を破る戦略

カッパ・ビジネス
脱日本のすすめ―米・韓連合を破る戦略

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  • サイズ 新書判/ページ数 287p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334012038
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C0231

内容説明

本書では、日米の政治、経済、社会を比較しながら、アメリカを知り、そしてこれをとおして世界を知り、また日本も知るようにとの視点を貫いた。ここにきて日本は、これまで官僚主導で伸びた経済が、統制経済の限界に突き当たっている。国は富んでいるのに、国民は物心ともに窮乏している。私は、この本で日本の読者に、外から見た日本の悲劇を理解してもらい、今後の行動の指針として、「脱日本」の思想と行動を検討してもらいたいと願うものである。

目次

第1章 自殺させられた日本の自動車産業―中曽根“ヤス”請合い外交のコスト
第2章 “政治産業”が動かすアメリカ―日本人の決定的な誤解
第3章 官僚にしめ殺される日本―税制改革・内需拡大のごまかし
第4章 円高の国際政治学―日本だけが知らなかったカラクリ
第5章 米・韓連合の恐怖―“はさみ撃ち”と“居抜き”の戦略
第6章 日本人の“知的水準”―なぜ国が富み、個人が窮乏するのか
第7章 アメリカを分断せよ―捏造される“日本の陰謀”
第8章 脱日本のすすめ―日本の6大悲劇の克服
第9章 アメリカでの経営上達法―企業の脱日本について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

CCC

5
まるで世界の殆どがアメリカと日本で出来てるみたいだった……。まあタイトルこれだから合ってるっちゃあ合ってるけれど、外に目を向けよう=アメリカに目を向けようの図式には正直「どういうこと?」ってなる。外国の話がほぼアメリカ前提。韓国はおまけ。というかアメリカ以外の外国がおまけ。これは時代で済ませていいものか。比較論としての分析は案外しっかりしていた、と思う。けれど政治家等の視野を狭いと笑う資格があるかどうかは……。というかそんな事より日本車バッシングのカントリーソングが気になります。2014/01/07

チダ(uy1)

0
p210「「日本性悪論」に立ち向かう」項目のウォルフ氏との討論が面白い。p232「日本の6大悲劇;官僚主導政治、政治家不在政治、マスコミの規制と国際オンチ、国民大多数思考停止、企業界の精神的麻痺、真の消費者運動の不在」。 p241「通念を疑うこと」p272ジョークを集めることつまりユーモアは海外において欠かせないと説かれている。 カバー裏面の著者のことのコメントにあるように、「愛国」がこもった本。2018/05/27

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