目次
1章 朝鮮総督府の時代―だれが「近代化」社会を教えたか
2章 「醜い韓国人」の原点―李朝末期の荒廃した社会を直視せよ
3章 欧米人の厳しい批判―多くの鋭い指摘は、覆い隠すべきでない
4章 韓国―「墓」に支配された国―「知的停滞」社会を招いた背景
5章 韓国人の「驕り」と「歪み」―故朴大統領は日本統治時代に何を学んだか
6章 「韓日関係史」の深層―日本人への怨念を抱き続ければよいか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
2
現在でも親の死には二年の喪に伏し五代前まで祭って年十数回も法事するのだろうか。去年、この著者とほぼ同世代の95歳の老人が「併合時代は良かった」と実感を言ったばかりに中年男に殴り殺されて、しかも老人に同情は少ない、そんな国だ。日帝支配というより同化しようとしていたが、それが絶対支配していた両班には我慢ならなかった。被支配階級には文明文化移入や身分制度緩和は恩恵であったはずだが、純ハングル化で昔の文書も読めなくなり、自国は古い文化を持つ英国並でチョッパリは新参の猿と作られた差別意識で通し疑問を持つこともない2014/05/03
fumippy_01
2
日帝支配時代を知る韓国人による貴重な意見。日本でなければ、ロシアにもっとひどいことされて今の韓国はないでしょう。同感です。ただ相手が悪かった。中国文化に毒され自らを全く省みない方々、残虐な精神性、それをわからず日本人同士の感覚で謝り、うやむやにしてきた政治。毅然としながらも優しく導く姿勢が必要だなあ。まだまだ道は長い。2012/10/07
ヘムレンしば
1
1993年発刊の本。「韓国人の日本偽史」という本で、”日本人の加瀬英明氏が韓国人のフリをして書いた捏造本”として紹介されていたのを見て読んでみた。日本じゃ捏造と断定されてはいないみたいですね。結局著者の朴泰赫の肩書が嘘だったというのと、本人が資料を提供しただけと言い訳をし、それから何故か原稿料増額を要求という訳わからん展開となっているようで。セウォル号事故報道で顕著だったけど、いつでもどこでも嘘こく人達なので良い悪い関係なく信用できないかと。2014/09/07
シュラフ
1
1928年生れの韓国人ジャーナリストが書いた本。1993年の出版で日韓の歴史・文化について言及。韓国人は、ヒステリックな反日を叫ぶのではなく、勇気をもって過去の歴史を真正面から見据えるべきであると主張。 巻末では韓国はより良い方向に向かっていると述べているが、現在の状況は筆者の希望的観測とはまったく反対の状況である。日韓分離をもくろむ北朝鮮が反日を煽っているのではと推察。 新聞・ネットで見る韓国記事は不愉快なことばかりである。だが、地図を見るとおり韓国との友好は日本の安全保障に不可欠である。 2013/03/24
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