出版社内容情報
寝坊したサンタがあわてて服をうらがえしに着ると……黒い服を着た“うらがえしサンタ”になっちゃった! 寒いのがきらいで、プレゼントはてきとう。口が悪くて、なんだかエラそうなうらがえしサンタ。ですが、なぜか子どもたちは人気があるようで――。いつもニコニコ、誰にでも優しいサンタクロースのイメージとは真逆のその姿から、サンタの本音が見えてくる? やりたい放題なうらがえしサンタにハラハラしながら、最後は心が温かくなるクリスマスシーズンの読み聞かせにぴったりな絵本です。
内容説明
メリークリスマス!みなさん、このよにはふつうのサンタのほかに“うらがえしサンタ”がいるってしっていましたか?これはそんなちょっとめずらしいサンタのおはなし―。
著者等紹介
苅田澄子[カンダスミコ]
埼玉県生まれ。出版社勤務の後、フリーで編集をしながら、児童文学作家・小沢正氏に師事。『いかりのギョーザ』(大島妙子・絵/佼成出版社)でデビュー
高畠那生[タカバタケナオ]
岐阜県生まれ。東京造形大学美術学科卒業。絵本作家。2003年に『ぼく・わたし』(絵本館)でデビュー。『カエルのおでかけ』(フレーベル館)で日本絵本賞受賞。『うしとざん』(小学館)で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、小学館児童出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
25
新着棚で。シーズン遅れだけれど、苅田さんは読みたい!と借りてきた。大正解! 面白かった〜! 表紙を見ると、サンタがふたり? いえいえ、これは同一人物。寝坊して、裏返しに服を着てしまったサンタ。(サンタの服ってリバーシブルだったの?(笑)) 黒い服を着たら、心も真っ黒、やさぐれた。さあ、こんなやさぐれサンタ、どうなるの? 髙畠那生さんの絵がピッタリ! 来年の敬老会のクリスマス会で読みたい! ところで、裏表紙は誰?2024/02/05
こかげ
13
読み友さんからのご紹介本です。 サンタさん、クリスマスイブの夜に寝ぽう!大慌てて着替えたら、服を裏返しに着ちゃった!!サンタさんの服の裏地は黒なのね。服の色通りワルになったサンタさんはやりたい放題! さてさて、どうなっちゃうの??2024/02/20
雨巫女。@新潮部
12
《本屋》うらがえしサンタとは、からみたくない。2023/12/07
遠い日
6
またまた奇天烈なサンタさんの登場だ‼︎もう、ほっこり、温か、美しいだけのサンタやクリスマスの本では読者も飽き足らなくなっているのでしょうか?サンタさんの赤い服の裏側が黒かったなんて知らなかったよ。おまけに黒い面を着ると性格まで一変してブラックな人格に変わってしまうなんて⁉︎サンタさん自身も知らなかったみたいです。くれぐれも寝坊に注意ですね!2024/01/12
あねさ~act3 毎年どれだけ積読を減らせるかが勝負😂
6
サンタさんも実はかなりストレスたまってる?🤭2023/12/05