内容説明
アインシュタイン、孔子、老子、渋沢栄一…偉人の名言で説話を深読み。生き方の教科書!
目次
第1章 福徳を生む清らかな心(月に祀られた兎―自己犠牲は利他の極み;長髪で長者となった老夫婦―信仰心が生む自信と真心 ほか)
第2章 自らの業は自らに返る(欲張り長者の目覚め―過ちは素直に認める;根深い生き物の恨み―無用な殺生は禁物 ほか)
第3章 真理に目覚め迷いを断つ(盲人たちの言い争い―管見を捨てて真理を求める;信じる道を得た青年―自らを照らす火を灯せ ほか)
第4章 捨てて得られる無事安心(おしゃべりな亀の悲劇―自制心と慎みを忘れるな;朽ちない蔵―悩みのもとを捨てる ほか)
著者等紹介
窪島一系[クボシマイッケイ]
1939年、神奈川県生まれ。日本文学・中国文学を専攻。日本実業出版社編集長、開隆堂出版取締役高校本部長兼チヨダエイジェンシー代表取締役社長、藤沢市役所常勤参与(市長補佐官)等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コーヒー牛乳
7
聞いたことのある物語が仏教に関係する話だったと知りびっくり。信心深い者が貧乏から脱する話、欲深い者に天罰が下る話、因果応報、親孝行などなど、いろいろな側面から人としてあるべき姿を説いている。こういう物語に細かいことを言うのは野暮だけど、信じる→救われるという構図が多くて、行動は伴わなくて良いのかと感じる。信じるということはつまりは仏教の教えに従って精進しているということを含意しているのだろうけど、神頼みばかりで寝てばかりでは報いはありませんよという話はあるのかな?読み物としておもしろい一冊だった。2025/02/09
kaz
0
タイトルとコメントの見出しでだいたいの内容がわかるものが多いので、気になる説話のみピックアップして飛ばし読み。意識して過ごせば、精神衛生上も良いだろうと思う。図書館の内容紹介は『仏教説話から50話を選び、その趣意や説話から学べる仏教の教えを平易に解説。各説話の教えと同じことを語ったアインシュタインや孔子、渋沢栄一ら、世界の哲人・偉人・文人などの言葉も並べて紹介する』。 2021/07/02