内容説明
昔の子どもたちは、どんなくらしをして、どんなあそびを楽しんでいたのかな?街にはどんなお店があって、今のお店と、どんなところがちがっていたのかな?絵本作家の高部晴市さんが育った昭和30年代の東京の商店街と、昔なつかしい子どもたちの姿を描いた展覧会、はじまりはじまり~。
目次
とうふ屋
魚屋
肉屋
だがし屋
おもちゃ屋
くつ屋
本屋
風呂屋
とこ屋
パチンコ屋
テキ屋
ヘビ屋
映画館
紙しばい屋
チンドン屋
汽笛が鳴る
著者等紹介
高部晴市[タカベセイイチ]
1950年東京生まれ。画耕。ガリ版刷りでイラストレーションを描く。2013年『あんちゃん』(童心社)で日本絵本賞受賞。雑誌、書籍、広告のイラストレーションが主な仕事
高部雨市[タカベウイチ]
1950年東京生まれ。ルポライター。社会の表層から置き去りにされた人々のルポルタージュを描く
小泉和子[コイズミカズコ]
1933年東京生まれ。登録有形文化財昭和のくらし博物館館長、家具道具室内史学会会長。工学博士。専門は日本家具室内意匠史と生活史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
23
昭和30年代の下町紹介絵本です。 高齢者施設に、ジャストフィットな感じですが、おじいちゃんが子どもの頃は、こんな暮らしだったのかぁと、孫世代が興味を持ちそうな絵本です。 現代につながるものも若干ありますが、子どもたちに解説するのもおじいちゃんの楽しみかもしれません。 おじいちゃん世代に突入した私には、懐かしいばかりです。2021/08/21
遠い日
13
サブタイトルに「昭和30年代、東京・下谷竹町物語」とある。わたしも昭和30年代の子どもだが、とんでもない田舎で育ったもので、ここに描かれた東京の下町の風景は、郷愁の中にあるものとは少しく異なる。それでも、時代の空気はなんとなくわかる。作者の、高部晴市さんと高部雨市さんは、双子でしょうか。(調べました。だそうです。)2020/04/22