内容説明
ぼくはおたまじゃくし!なのにいつまでたってもあしもてもはえてきません。なかまはみんないけからでてゆきぼくはひとりぼっち…。
著者等紹介
田島征三[タシマセイゾウ]
1940年大阪府生まれ、高知県で幼少年期を過ごす。1969年『ちからたろう』(ポプラ社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展金のりんご賞を受賞し、以降『とべバッタ』(偕成社)などで受賞多数。2009年大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレで廃校を丸ごと空間絵本にした「絵本と木の実の美術館」開設。2013年瀬戸内国際芸術祭でハンセン病療養所のあった香川県大島に「青空水族館」を制作。同地にて「森の小径」を制作中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mug
48
蛙になるのが楽しみなぼく。 足が出て、手が出て、 みんなは蛙にになった。 でも… ぼくはまだ、おたまじゃくし。 からかったり、いじめたりするのはいけないこと。 生きて行くために、他の生き物を食べること。 仲間を思うこと。 力を合わせて行動すること。 旅立ち。出会い。 たくさんのメッセージが詰まっている絵本だった。2021/11/23
たーちゃん
28
一匹だけ足が生えてこないおたまじゃくし。本当におたまじゃくしなの?息子も大きな口を開けてご飯を食べるおたまじゃくしを見てびっくりしていました。2020/10/21
円舞曲
19
田島さんの相変わらずのパワーのある絵と展開。2018/07/17
ヒラP@ehon.gohon
15
おたまじゃくしの中に紛れ込んだ生き物。 「みにくいアヒルの子」のような展開ですが、この変な生き物のたくましさと、かえるになったおたまじゃくしたちの協力で、自分の仲間のところへ行けることになって、ハッピーエンドで良かったです。 田島さんらしい自然讃歌です。2018/08/04
ヒラP@ehon.gohon
14
おもちゃ図書館での読み聞かせイベントで読みました。 なぜか大人ウケしました。2018/07/21