内容説明
水はめぐる。全ての命を。光を描く注目の画家阿部海太、初の描き下ろし絵本。
著者等紹介
阿部海太[アベカイタ]
1986年生まれ。東京藝術大学デザイン科卒業後、ドイツへ、その後メキシコに渡る。2011年より、東京にて絵画や絵本の制作を開始。翌年、製作から販売までを一貫して行うアーティストとデザイナーによる本のインディペンデント・レーベル「Kite」を結成。2016年、Kite刊行の絵本『みち』がリトルモアより新装改訂版として出版される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アキ
86
装画に使われた、ケアをひらくシリーズ「みんな水の中」に通じる世界観。体の中を流れ落ちる水。すべての命の元になる水。それを流れるような、渦巻くような青と黄色で擬人化している。海のような目、海の中の島、体の中の海を感じさせる絵と表現。2016年Kiteを設立。カイトは本づくりから販売までを行う、アーティストとデザイナーによるインディペンデント・レーベル、だそうです。http://kitebooks.info/about-concept/2021/06/23
ナハチガル
15
表紙に惹かれて。ことばも絵もいいのだけれど、絵本としてどうかというと疑問。巻末の著者紹介が、濃い目の紫の地に黒で書かれているので実に読みにくい。というか、読めない。B-。2017/09/19
にゃんた
14
水の流れを感じさせる絵。これも芸術としての絵。色使いか筆の勢いか表情かなんだか胸がざわざわし恐怖をかんじたりする。完全に大人向き。2017/08/16
魚京童!
9
宗教だな。呑まれてはいけない。2020/07/29
まるす
8
表紙からはどんな話か想像がつかず。みずが生き物や世界を巡り、繋がっている、そんなイメージを受け取りました。2024/02/04