内容説明
コトリちゃんは、ふゆがおとずれたころにいちにちだけめをさますちっちゃなおんなのこ。ことしも、小鳥さんのせにのって、こころあたたまるおくりものをとどけにでかけます。
著者等紹介
とりごえまり［トリゴエマリ］
石川県金沢市生まれ。金沢美術工芸大学（商業デザイン専攻）卒業
やまぐちめぐみ［ヤマグチメグミ］
大阪府吹田市生まれ。セツモードセミナー卒業。カフェやギャラリーにて個展、グループ展に多数参加し、数多くの作品を残す。２０１５年９月、永眠（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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かりさ
78
温かみのある色彩の表紙に可愛らしいコトリちゃん。絵を描かれた画家のやまぐちめぐみさんの最初で最後の絵本。絵本の完成を誰よりも待ち望んでいたことでしょう。けれどもやまぐちさんは絵本の完成を前に永い眠りにつきました。そんなやまぐちさんの優しい願いが込められたかのようなお話がじんわりと流れ込んできます。みんなの幸せを願って眠りから目覚め素敵な魔法をかけるコトリちゃん。やまぐちさんも天国からみんなの幸せと笑顔を願って見守ってくれているのかな。優しさ溢れるお話にしみじみしました。2016/08/07
yomineko＠猫と共に生きる
66
この美しい絵を描いたやまぐちめぐみさんはこの絵本が出版される前に亡くなった。コトリという名前の女の子が出て来る。優しくて美しい絵。春ってやっぱりいいね😊亡くなったやまぐちめぐみさんの代わりに、著者のとりごえさんが加筆されたという素晴らしい絵本📙2024/02/01
anne＠灯れ松明の火
34
ウレシカさんでの原画展で、購入。とりごえまりさんにサインもいただいた。すご〜く素敵な方で、ドキドキ♪ とりごえさんのお話に、やまぐちめぐみさんが絵をつけた作品。残念なことに、完成を目前に、やまぐちさんは永眠されたが、とりごえさんが加筆して出来上がったそうだ。お話も絵も、優しく、温かく、心がほんわかする。コトリちゃんと小鳥さんの名コンビが、とりごえさんとやまぐちさんに重なる……。冬から春に向かう、今の季節にピッタリ♪2016/02/15
ベーグルグル （感想、本登録のみ）
27
以前読んで心に残っていた一冊。コトリちゃんの絵を描かれたやまぐちめぐみさんは、この作品の完成前に永い眠りについたそうです。悔しかっただろうなあ。やまぐちさんの意思を引き継ぎ、とりごえさんが残りの絵を描かれて出来上がりました。相手を想う気持ち、優しさいっぱいの素敵な絵本でした。2017/10/15
anne＠灯れ松明の火
23
（購入本）季節的に、次回ライブで使えないかなと思い、練習。一年に一度だけ、目を覚ますコトリちゃん。悲しい顔をしている人を笑顔にするために、小鳥さんと出かけていく。優しいコトリコンビは、とりごえさんと やまぐちさんのコンビのようだ。2018/01/12
