内容説明
みみずのにょろべえはきょうもげんきにはたけをたがやしています。いいつちつくるぞ、うんうんうんこ!ところが、そのころ、ともだちのにょろぞうたちにきけんがせまっていて…。
著者等紹介
すとうあさえ[ストウアサエ]
東京都生まれ。お茶の水女子大学卒。幼児教育テレビ番組の制作を経て、絵本の創作をはじめる。『子どもと楽しむ季節の行事とあそびのえほん』(のら書店)で第55回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞
かつらこ[カツラコ]
岐阜県生まれ。名古屋芸術大学卒。造形作家として陶芸、お面など立体作品を手がける一方、絵本を制作している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
39
へびとみみずは大っ嫌いなんだけど、なんて健気でいい人達のみみずたち。この本を読んでミミズを毛嫌いする人が少しでも減ればいいな。2014/08/09
紅花
12
我が家はミミズを飼育して堆肥を作っています。一家でミミズは可愛いと思っているので、このお話はとても興味深く読みました。色んな顔や個性があるミミズの絵に親近感。ミミズが人間にもたらす利益を自然に教えてくれる。ますますミミズが好きになったわ。2014/10/20
おはなし会 芽ぶっく
11
おじいさんが体調を崩した畑を救おうと立ち上がるミミズたち!「つちを たべて、うんうん、うんこ いいつち つくるぞ、うんうん、うんこ!」頭から抜けない(笑)2023/09/02
gerBera.m
11
ミミズが真夏に干からびそうになりながらもみんなと力を合わせてがんばる話。言葉多いので1年生から。頑張り方が笑える。2015/07/15
ほんわか・かめ
10
ほっかむり姿のミミズが愛嬌あって可愛い。お爺さんが体調を崩し畑に出てこれなくなった。雨も降らず畑がカチカチになってゆく。畑のミミズは他所からも応援隊を呼び、お爺さん不在のせっせと畑を耕す。地表に表れているミミズは命がけでミミズ文字のSOSを送っていたのかぁ!風神雷神様に届ける特大ミミズ文字。いろんな生き物が助け合って自然は成り立っているんだなぁ。〈2014/佼成出版社〉2023/08/16