内容説明
もう、薬には頼りたくない…そんなあなたへ。“うつにならない心の使い方”をマスターしよう。10か月続ければ、必ず出口は見つかる!
目次
1 うつ・不安障害に悩むあなたへ
2 自己洞察瞑想療法の実践(第1セッション 基本的なトレーニング;第2セッション いつでもできる呼吸法;第3セッション 感情を知る;第4セッション 人生の価値・願い;第5セッション 日常生活を薬に;思考の特徴を知る;不快なことを受け入れる;つらい連鎖の解消;生きる智慧;これからの課題)
著者等紹介
大田健次郎[オオタケンジロウ]
1945年生まれ。特定非営利活動法人マインドフルネス総合研究所代表。自己洞察瞑想療法士。一橋大学商学部卒業。日本IBMを定年退職後、花園大学大学院修士課程(仏教学)修了。自身のうつ病を坐禅で治した経験をもとに、マインドフルネス心理療法としての「自己洞察瞑想療法」を開発し、1993年からうつ病や不安障害への支援活動を行う。現在は、カウンセラーの育成やメンタルヘルスについての講演活動にも力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
31
不登校男子のケアの一環として手に取りました。プロの助けを借りながらぜひ学んでいきたい素晴らしい生き方指南だと感じました。…中学生のころ、先生が色々なことで二の足を踏む自分に「でも、必ず明日は来るんだよ」って。それからスピーチの前、プレゼンの前、学校との話し合い…と様々乗り越えるとき、いつも自分の中で先生が「でも、あと数分で終わって、また明日が来るんだよ」って言ってくれます。自分にとってはあれが一番最初で効果的なある種のマインドフルネスだと思っています。2021/07/07
出世八五郎
13
J・カバットジンの著作の後に、本書を読んだ所為か細か過ぎると感じた。本書の方法が有効かは分からないが、アマゾンレビューだと評判が良い。本書を活用するならば、借りて必要なページをコピーするのではなく、購入して常に手元に置いておく必要があると思う。1セッションごとに読み実践する必要があり、借りて実践するのは無理だと想像する。J・カバットジンのプログラムが8週間ならば本書は10ヵ月を要する。2者併用するのではなく1つずつ実践するのがいいだろう。82ページまで読んでみた。返還期日が迫る。2016/08/28
Rie
9
やってみてる。10ヶ月続けよう。がんばる。2015/11/22
ふく
4
心を器、鏡のようなものだとして、それに入れるものを自分で選んでいく。過去や未来にとらわれず、今この瞬間を生きる。素晴らしい療法だと感じます。2014/08/27
tako888
0
この本は読んで理解するだけではなく、実践しないとあまり意味がない。1〜5セッションは基本スキル。ここをしっかり身につけないと後半で行き詰まる。2017/02/06