出版社内容情報
「生命」「進化」とは何か。
生物学者・福岡伸一が、 ダーウィンの足跡をたどり、生命の本質に迫る。
絶海の孤島で繰り広げられる大自然の営みと進化の不思議を、
ユーモア溢れる文章と美しい写真で描き出す、ガラパゴス航海記。
「生命とは何か」を追求し続け、「生命は変わらないために、変わり続けている」という福岡伸一(生物学者)が、進化論の島・ガラパゴス諸島フィールドワークの中から、新たなる生命観を導き出す。
絶海の孤島に生息する奇妙な生物たちはどこから来たのか? 特殊な進化を遂げたのはなぜか? なぜ生物たちは人間を恐れないのか? 陸と海に分かれて生息するようになったイグアナ、飛ぶための羽を諦めたコバネウ……ガラパゴスの生物たちの謎を解き明かす。島の大自然を全身で感じながら、“進化の現場”と、その驚くべき生命の姿を生き生きと克明に綴った紀行ノンフィクション。
内容説明
福岡伸一、ガラパゴス諸島へ。ダーウィン進化論を問い、“本来の生命のあり方”を精密に描き出す。旅のリアルと思索が行き来する、まさしく「動的平衡」なガラパゴス航海記。
目次
ガラパゴスに行きたい―まえがきに代えて
レンズの焦点―捨てる神あれば、拾う神あり
「始まり」のための後日談
登場人物
旅の行程
2020年3月4日 出航
3月4日 フロレアナ島
3月5日 イサベラ島 プンタ・モレーノ
3月6日 イサベラ島 ウルビーナ・ベイ
3月7日 ボリバル海峡 イサベラ島 タグス・コーブ
3月8日 サンティアゴ党
ガラパゴスで出会った生き物たち
著者等紹介
福岡伸一[フクオカシンイチ]
生物学者。1959年東京生まれ。京都大学卒。青山学院大学教授、米国ロックフェラー大学客員教授。サントリー学芸賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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