内容説明
むずかしい術を使う、おんみょうじだって、子どもの時があったのです。修行がうまくいかないと、やっぱりなやむし、落ちこむし…。そんな子どもが、千年の時をこえて、やってきたら、会ってみたいと思いませんか。小学校3年生から。
著者等紹介
広瀬寿子[ヒロセヒサコ]
神奈川県に生まれ京都に育つ。『小さなジュンのすてきな友だち』(あかね書房)で児童文芸新人賞、『まぼろしの忍者』(小峰書店)で日本児童文芸家協会賞、『そして、カエルはとぶ!』(国土社)で赤い鳥文学賞、『ぼくらは「コウモリ穴」をぬけて』(あかね書房)で産経児童出版文化賞大賞を受賞
村上豊[ムラカミユタカ]
1936年、静岡県に生まれる。絵本のほか、新聞や雑誌、単行本の挿絵などで幅広く活躍。『ぞうのはなはなぜながい』(ひさかたチャイルド)『かっぱどっくり』(第一法規出版)で小学館絵画賞、『はかまだれ』(ひくまの出版)で絵本にっぽん賞、『銀のつづら』(佼成出版社)でBIB世界絵本原画展金杯賞、『本朝奇談天狗童子』(あかね書房)で赤い鳥さし絵賞を受賞。長年の業績に対し、菊池寛賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ケ・セラ・セラ
14
夏休み、じいちゃんばあちゃんが住む京都の山奥でサトシが見た吊り橋は、陰陽師が渡ってくると言われている吊り橋。千年の時を超えてやって来た、まだまだ修行中の陰陽師の子ども。目一杯虚勢を張って、ちょっと威張っているところが健気で可愛い。何だかいい話だなぁ。胸の奥がポッと温かくなる。挿し絵がまた可愛い。2022/06/20
yukinko
1
おんみょうじが出てくるけど怖い話ではなく、田舎の山を舞台に、少年?たちのひと夏の成長物語という感じ。かわいらしいお話にあたたかい絵がとてもよかったです。2011/10/11
いおりん
0
☆2011/11/15
pin
0
まあまあでした。面白いような物足りないような。2011/10/30
くっきー
0
山の中のおばあちゃんちに来た男の子が、修行中のこどもの陰陽師と出会ってちょっと不思議な体験をするお話。2011/09/19