内容説明
はっぱのあるぼくって特別な存在…?!みかんのホンネ、みかん王子登場。「自分らしさ」を考えるユニークな絵本。
著者等紹介
風木一人[カゼキカズヒト]
1968年、東京都に生まれる。絵本『ながいながいへびのはなし』(小峰書店)は韓国とフランスでも翻訳出版されている
山口マオ[ヤマグチマオ]
1958年、千葉県に生まれる。イラストレーター、画家、版画家。ザ・チョイス年度賞入賞、「年鑑日本のイラストレーション」新人賞、N.Y.ADC賞入賞、ロンドン国際広告賞などを受賞。主な絵本に『わにわにのおふろ』(第1回アジア絵本原画ビエンナーレ佳作賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
59
自分だけ葉っぱがついている事を鼻にかけ、他のミカンたちを見下していた葉っぱミカン。イタズラ小僧に葉っぱを取られて、絶望する。自分だけ特別だと思っていたのに、周りと何も変わらない。そんな時、近くにいた別のミカンの一言に救われる。「葉っぱなんて、ミカン山にいた頃は、みんな山ほど持ってたじゃないか」と。ほのぼのした絵だが、なかなか深いお話。2016/10/09
anne@灯れ松明の火
15
敬老会で読んだ。季節外れなのだが、パンフラワーのワークショップで、みかんを作る日だったので、それに合わせて選書。1個だけの葉つきみかんは、自分が偉い、立派だと思い、葉のない他のみかんを下に見ている。ところが、自分も葉っぱを取られてしまって……。思ったより、深い内容で、大人にも楽しんでもらえた。次は、お正月あたりに、本屋さんのおはなし会で読みたいな。2025/04/24
魚京童!
12
大人向けだった。2015/07/22
anne@灯れ松明の火
10
遠い方の返却棚で。山口マオさんに惹かれて。単純そうで、実は深い。読みようによっては教訓的だけれど、山口さんの絵がそれを感じさせない。5:112013/12/21
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
特別支援学級5年生授業。「いばってて嫌な奴!」と怒りましたが、仲間(友達)に諭されていくと「許してやる!」と(笑)2018/02/23




