内容説明
「だっこして、だっこして！」ちっちゃいたこはいつもいっています。おかあたこは、いつもだっこしてくれます。あしがはっぽんあるので、とてもべんりです。ぎゅ～っとだっこしながら親子でよむ絵本。
著者等紹介
シエラ，エクトル［シエラ，エクトル］［Ｓｉｅｒｒａ，Ｈｅｃｔｏｒ］
１９６４年コロンビア生まれ。作家・詩人。旧ソ連（現在ウクライナ）キエフ大学映画監督学科を卒業後、日本大学大学院芸術学研究科修士・博士課程で学ぶ。１９９９年に、旧ユーゴスラビア、コソヴォ自治区の民族紛争をドキュメンタリー映画にするため取材中、ＮＡＴＯによる空爆を体験した。その後、人道的活動を目的とするＮＧＯ「国境なきアーティストたち」を設立。世界同時多発テロの後、ニューヨークとアフガニスタンで行った活動について、絵本『あの日のことをかきました』（講談社）を出版。２００４年に、ＮＨＫテレビ『スペイン語講座』レギュラー出演
村上康成［ムラカミヤスナリ］
１９５５年岐阜県生まれ。創作絵本をはじめ、ワイルドライフ・アートなどのグラフィック関連で独自の世界を展開している。ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、ＢＩＢ世界絵本原画ビエンナーレ金牌、日本絵本賞大賞などを受賞している。静岡県伊豆高原に村上康成美術館がある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よむよむ
32
これは世界中の“お母さん”に捧げる一冊ですね。村上さんの絵が好きです。2021/05/10
ほんわか・かめ
28
タコさんの八本足、ぜひともほしいわ！と思う方多いと思います。特に夏休みに！抱っこして、料理をしつつ、電話もできる。マッサージだって八本足なら行き届きそうだしね。子どもからのお返しがあるのもいいし、〆の言葉もとっても良いな♡2021/07/14
ぼりちゃん（旧 aiaimo`olelo）
22
0歳児だった時以来の読みきかせ。この絵本で村上康成さんの絵にたまらなく惹かれたのだったなぁ😚✨ 時々思い出しては会いたくなるような、そんな絵本。 チビ、ひとり読みした後にｷﾞｭｯ。母もｷﾞｭｯ。 あ~あ、それにしても、たこのお母さんは手が何本もあっていいなぁ。 5歳8か月2020/11/26
しぃ
20
手が足りない！と､子どもたちが産まれてからどれほど思ったことか。こんなに手があって羨ましい笑2020/10/29
遠い日
17
村上康成さんの絵を求めて。ゆったりしたたこの母子の会話とようすに、気持ちをほぐされる。「だっこして」と甘える子ダコにちゃんと応えるおかあたこ。８本の足でせっせと家事もしながら、子ダコをぎゅっ。親子でぎゅっとしながら読むときっと楽しいはず！2015/06/15
