出版社内容情報
人気絵本作家による書き下ろし自伝エッセイ。少年期と創作のエピソード、自然、平和、いのちへの真摯な眼差し――。「僕は風のように生きたいと思ってきたのだ」と語る氏の心の原点がここに。
内容説明
少年期と創作のエピソード、そして自然・平和・いのち…透明な世界を通して、優しさを描いてきた創作絵本作家・葉祥明の軌跡がここに。書き下ろし自伝エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RYOyan
2
空と大地のあいだ。ぼくらは本当に小さな存在だけど、かけがえのない存在だ。今を生きる時間を大切にしたい。2014/05/12
Kao
0
葉祥明さんの絵や詩が大好きで、彼自身について知りたいとずっと思っていました。本作品にて、今まで謎に包まれていた彼の生い立ちやプライベートについて知ることができ、嬉しかったです。広い世界を見せ、様々な経験をさせてくれたご両親がいて、また一度は仕事の忙しさ故に自分らしさを失い、絵本業界から身を引いた経験があるからこそ、現在の心豊かな葉祥明さんがいるのだと。エピソードの中には、なんだかこの考え方子供っぽいなと思える話もあり、彼の人間らしさを感じました。2015/10/24