内容説明
本書では、食品の一つ一つについて、主にどの臓腑系に作用するのか、また、体を温めるのか冷やすのか、味はどうかといった性質を示し、また、現在知られている食品の効能と主成分を調べて併記しました。
目次
1 人体の不思議な仕組み―五臓六腑とはいったい何か
2 自分の体質を把握しておきたい―中国医学から見たチェックポイント
3 食べ物の個性を知ろう―「薬食同源」という考え方
4 「肝」&「胆」に効く食べ物―〓(お)血を浄化し、全身の生理機能をコントロールする
5 「心」&「小腸」に効く食べ物―循環器系の働きを活性化させ、血行を促進する
6 「脾」&「胃」に効く食べ物―消化器系をつかさどり、生命エネルギーを生み出す
7 「肺」&「大腸」に効く食べ物―呼吸器系の作用を強化し、免疫に関与する
8 「腎」&「膀胱」に効く食べ物―泌尿器系の機能を高め、体内の水分を制御する
9 薬膳&料理に活用したい生薬類
著者等紹介
猪越恭也[イコシヤスナリ]
昭和10年生まれ。東京薬科大学薬学部卒業。薬剤師。東京薬科大学、明海大学歯科臨床研究所非常勤講師、長春中医学院客員教授(中国)。専攻は中医学、漢方。後進の指導に当たるとともに、執筆や講演活動などを通じて中医学の普及につとめている
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