出版社内容情報
ヴァザーリに始まる美術史学の状況を現在までフォロー、分析する中で従来の発展的美術史観やイコノロジーの方法の有効性を問い、美術の歴史を語る新しいモデル構築を説く。
内容説明
現代美術と美術史学の状況を批判し、美術の歴史を語る新しいモデル構築をよびかける。
目次
第1部 美術史の終焉?―現代美術と現代の美術史に関する諸省察
第2部 ヴァザーリとその遺産―過程としての美術史?
著者等紹介
ベルティング,ハンス[ベルティング,ハンス][Belting,Hans]
1935年アンダーナハ(ドイツ)生。1959年に学位を取得し、1969年にハイデルベルク大学教授に就任。1980年にはミュンヒェン大学の正教授となり、精力的に研究活動を続けている
元木幸一[モトキコウイチ]
1950年仙台生。1977年東北大学文学研究科博士課程前期修了。東北大学文学部助手、山形大学教養部講師を経て、山形大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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