出版社内容情報
アルツハイマー病と私たちはどう向き合ってゆくべきか? ケアをする側が抱く不安や悲しみ、葛藤を解きほぐしながら応え、またアルツハイマー病に関する基本的な知識と疑問点を医学的な立場から解説。困難に対して立ち上がる勇気と希望を与えてくれる共感の書。
内容説明
本書では、アルツハイマー病の患者さんの介護者は、どのような精神的態度を持てばよいか、また、いかにして介護者自身の精神的、肉体的健康を維持するかなどについて述べられています。また、アルツハイマー病自体に関する質問と回答がわかりやすく提示されています。
目次
第1章 診断を受け入れて愛する人が正常さを失ったことを悲しむ(衝撃;否認 ほか)
第2章 克服がはじまる(あなたの体を大事にする;静かな時 ほか)
第3章 支援者を見つける―家族、友人等(家族から支援を受ける;子どもへの気配り ほか)
第4章 同情し、許す(新しい展望;変化を受け入れる ほか)
第5章 アルツハイマー病に関する質問と回答(老いていく人がもの忘れするのは、アルツハイマー病のせいですか。;正常なもの忘れと、アルツハイマー病になった時のもの忘れとはどのように違うのですか。 ほか)
著者等紹介
松田敬一[マツダヨシカズ]
1941年生まれ。1963年、日本福祉大学卒業。1967~68年、ミードビル・ロンバード神学大学院留学。1969~71年、金光教教学研究所所員。その後、金光教本部教庁総務部次長・布教部次長などを経て、広前部参事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 太陽と月の結び