ピートの絵本シリーズ<br> ワンプのほし

ピートの絵本シリーズ
ワンプのほし

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  • サイズ B5判/ページ数 47p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784333011995
  • NDC分類 E

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鴨ミール

21
久しぶりに本棚から出してきました。ワンプとは表紙の絵にある草食動物らしき生き物のこと。バッチイ人により星を乗っ取られ、環境破壊され仕方なく地下の世界で生き続けます。地上では空気が汚れ呼吸障害になるバッチイ人が続出(まるで花粉症や喘息のよう)とうとうバッチイ人たちは、新しい星を目指して飛び立ちます。しかし、破壊されたワンプの星は二度と元のようにはなることはないてしょうと結ばれています。かなり前に出版された絵本ですが、人間に警鐘を鳴らしていると思える絵本です。 2017/05/26

ヒラP@ehon.gohon

13
50年も前の絵本で環境問題が扱われていて、面白い絵本です。バッチイ人と揶揄された人間は、環境を破壊しつくして、また自分たちの居場所探しに去っていくのです。 元々暮らしていた動物たちはどうなるのでしょう。 この絵本の救いは、ワンプたちが避難できていたことと、破壊し尽くされた環境の中に、復興を期待できる植物を見つけられたことです。 ワンプの星は蘇るのでしょうか。 バッチイ人である自分たちにとっては、この地球にしか居場所がないことも再認識しました。2024/10/20

遠い日

10
地球上のあらゆるところでここに描かれたことが起こり続けている現実を痛烈に批判した物語。人間の愚かさ。繰り返される環境破壊。解決の方法が見えないジレンマ。ワンプの星はもう元には戻らない。2017/11/06

マテマテ

2
表紙の絵からは想像できない結末でした。 この一冊で人間がしてきた事わかり、自然の生命力の素晴らしさを再認識しつつ、しかし手を入れてしまうと元には戻らない現実。 こんなに前から訴えかけられていたにも関わらず、今やっと取り組みが始まった感じです。私も含めて。 年齢に関係なく読んで頂きたい絵本です。2022/11/06

小夜風

1
【所蔵】2013/07/22

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