内容説明
なぜうつになるのか、どういうときにうつになるのか。うつの克服にはうつの正体を知ることが大事。そして、家族のサポートのもと、本人の生活やものの考え方をリセットすることができればうつは軽やかに治っていく。本書は、たくさんの重度のうつ患者を回復に導いた、森津純子医師による実践的なうつ克服法を分かりやすく解説している。
目次
第1章 うつとは何か(うつになる人、ならない人;うつの大敵「男として」「女として」 ほか)
第2章 うつの治療法(医者と患者の深い溝;医者は魔法使いではない ほか)
第3章 いろいろな症状への対処(不眠が続くときの対処法;パニックや強い怒りへの対処法 ほか)
第4章 引きこもりへの対処(引きこもりはなぜおこる;まずは「様子見」で対処する ほか)
第5章 職場復帰に向けて(習い事やバイトの効能;「NO」といえる訓練をしておく ほか)
著者等紹介
森津純子[モリツスミコ]
1988年筑波大学医学専門学群卒業後、都立墨東病院にて外科系総合医として研修。1991年東札幌病院ホスピス勤務。1992年日本初の仏教系ホスピス長岡西病院ビハーラ病棟医長に就任。1997年医療相談とカウンセリング専門の「ひまわりクリニック」開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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boo
8
図書館で目について読んできました。いい子症候群。私にも旦那さんにも当てはまるけど、旦那さんが最近ちょっと本気でやばいのではと思っていた症状が当てはまったり…コミュニケーションは共感が大事だけど、うつを治すためには共感ではなく理解し聞くことが大切。共感して飲み込まれてはダメ!冷たいと感じてもそっとしておくことも大事。なるほどーでした。2015/07/03
sakai
0
家族がうつになったわけじゃないけど、読んだ。全編をとして漫画なので読みやすい。うつまでいかなくても、ストレスで潰れそうになってしまった時の逃げ道としても参考になると思いました。2014/08/20
ゼラニウム/フウロソウ科
0
図書館にない2021/10/30