感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
79
ひとりぼっちの子うさぎが、そば畑の隅で赤ちゃんにお乳をあげながら、子守唄を歌っている人間のお母さんに出会います。「お母さんって、いいな」。お母さんの畑仕事を見守ります。お母さんが忘れた赤ちゃんの帽子を持って幸せな時間を過ごし、お母さんに会ったら返そうと思う子うさぎ。子うさぎのいじらしさと純真さ。一方、山奥にもダム開発が進んでいきます。そして…… なんとも切なく哀しい結末です。ダム工事で沈むのは人間の村や家だけではないのです。動物たちも犠牲になっているのですね。そのことに今更ながらに気付かされました。2024/05/25
はる
61
何て切ない物語。ひとりぼっちの子ウサギが見つけた、人間のお母さんと赤ちゃん。お母さんは赤ちゃんにお乳をあげながら、子守唄を歌っています。その日から、子ウサギは毎日こっそりお母さんを見に行きますが…。子ウサギの、人間のお母さんに対する想いが切ない。自然破壊と人間の身勝手さが描かれた作品。結末はあまりに悲しい…。2023/06/14
マツユキ
24
Twitterで紹介されていた本。こうさぎは、蕎麦畑で赤ちゃんに子守唄を歌うお母さんを見かけますが…。ひとりぼっちのこうさぎと、赤ちゃんを抱え一人で蕎麦畑で働くお母さん、穏やかで、温かな光景ですが、最初から最後までずっと寂しいまま。お母さんと会うのを楽しみにしていたこうさぎが可哀想で、美しく終わりましたが、ヒリヒリが残ります。2023/03/06
ヒラP@ehon.gohon
12
【再読】大人のための絵本2023/06/03
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
お母さんっていいな、と人間の親子を知って思ったウサギ。そんな親子もいれば、ダムを作って環境を壊す人間もいる。落とした赤ちゃんの帽子を拾って大切にするウサギは、親子に会いに行く途中…。切ないおはなしです。2019/08/17




