内容説明
フロイトの誤解した脚という快楽。谷崎潤一郎、シンデレラ…。18世紀フランスの思想家ド・ブロスのフェティシズム論により、脚から浮かび上がる新たな身体観。
目次
はじめに ピエ・フェティシズム
1 フェティシズム定義―へんちくりんな話(1)
2 裸足と素足、あるいは巫女と芸妓―へんちくりんな話(2)
3 谷崎の女足フェチ―へんちくりんな話(3)
4 シンデレラの小さい木靴―へんちくりんな話(4)
5 ハイヒールと厚底靴―へんちくりんな話(5)
6 下駄・ナンバ・扁平足―へんちくりんな話(6)
7 広場の足、道路の足―へんちくりんな話(7)
8 オリンピックとパワードシューズ―へんちくりんな話(8)
著者等紹介
石塚正英[イシズカマサヒデ]
1949年、新潟県生まれ。立正大学大学院文学研究科(史学専攻)修了。東京電機大学理工学部教授・博士(哲学専攻)。主要研究テーマは、フェティシズム論・複合科学的身体論・史的情報社会論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。