内容説明
「魔界」とは悪魔の棲む世界である。恐ろしい存在、おぞましい存在の悪魔たちが生息する世界―そこは決して人が足を踏み入れることのない世界だ。一方の「地獄」は、生前に罪を犯した者が行くことになる世界であり、宗教や信仰によって異なる世界が存在している。本書ではさらに、多彩な神話に伝わる死後の世界「冥界」を加え、すべての幻想暗黒世界の住人を紹介。恐ろしくも魅力的な悪魔たちと彼らの世界を知ることができる、「暗黒のバイブル」登場。146体の悪魔や邪神を収録。
目次
地獄と冥界(キリスト教の地獄;ギリシャ神話の冥界;北欧神話の冥界;その他の地獄・冥界)
魔界・地獄の住人(サタン―堕天使の首領にして地獄の支配者;ルシファー―金星の名を冠する悪魔の王;ベルゼブブ―威風堂々とした蝿の王 ほか)
仏教世界の地獄(鬼―閻魔大王の配下にして最も有名な獄卒たち;餓鬼―欲深き者の末路;閻魔大王―すべてお見通しの地獄王)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
獣狼ZAKI
3
全て悪魔や魔獣たちのみの書籍。 ソロモン72柱の悪魔たちの簡単な説明と挿絵が出ています。 絵柄の雰囲気もピッタリで描かれているのでオススメ。 ベルゼブブは出来れば蝿としての姿のままが良かった…。2010/02/08
かなせ
2
この手の本って内容だだカブリなのわかっているのに、買ってしまう…。有名どころサラッと紹介って感じでした。2010/09/20
鑑真@本の虫
1
今回も入門書かな。目新しい情報はないので、初心者にしかオススメは出来ないけれど、死後の世界についての記述はなかなか良い。簡単に悪魔を調べたいときの辞典としては有用かもしれない。2010/01/01
クェーサー
1
この手の本はついつい気になってしまう。悪魔の辞典よりも薄く広いので興味の取っ掛かりにするのに良さげ。 挿し絵のアザトース超かっこいいけど、知覚したらマズいのは違う旧支配者だっけか?2011/09/30
reeree
1
キリスト、ギリシャを中心にいろんな神や悪魔や鬼等をサラッと解説。クトゥルフ神話のアザトース等、神話や伝承ではない魔物さん達もいくつか載ってます。各解説は本当に短いので、こんな名前のキャラがいるのかーというのがわかるくらい。でも紹介されてるのは有名どころばかりでした。2010/06/01
-
- 和書
- 国家破綻はありえない




