広済堂文庫<br> 歴史if物語

広済堂文庫
歴史if物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 243p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784331652800
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0121

内容説明

歴史に「if」という考え方は学問として邪道である。が、「if」の研究を怠ることが逆に邪道である。「歴史を民族の教訓集」と捉え、豊かな推理力を駆使して井沢史観を展開する新日本史。

目次

第1部 手紙で綴る日本史(聖徳太子の国書―日中関係の原点;菅原道真の上奏文―「勇気」ある判断、遣唐使廃止;源義経の腰越状―悲運の真因;法然上人の一枚起請文―日本人仏教を生む ほか)
第2部 歴史if物語(もし日本列島が中国大陸と地続きだったら;もし唐が日本を攻めていたら;もし日本にカナがなかったら;もし弓削道鏡が天皇になっていたら ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

64
本書は2部構成で、前半は著名な歴史上の人物の書いた手紙の紹介に著者の考察を編んだもの。前半は、はっきりいってつまらない。後半は本のタイトルになっている歴史上の“if”物語で著者の視点からの“if”に対する解析。著者・井沢氏といえば、『言霊』が代表作とする人が多いと思う。しかし、本作の“if”物語も、全部ではないが、中には興味深い解析もある。例えば、『弓削道鏡が天皇になっていたら』とか、『田沼意次の改革が成功していたら』など。普通、この類の本は解析力が浅くて面白みに欠けるが、本書は他にない玄人っぽさが良い。2015/12/26

tegege

2
井沢の歴史観を手っ取り早く読むには良いかも。しばしば半ページ使ってポイントを大書するページの稼ぎっぷり。2013/12/03

本棚の旅人

2
『もしも~だったら』なんて考えたりしますが、すでに起こった歴史に対して『もしも・・・』を考え、そこから実際の歴史・文化を考えれる本。ただの無責任な『もしも・・・』ではないとても面白く歴史を学べると思います^^2012/02/27

iwazer

1
引き続き、好きな井沢元彦の歴史解説物。井沢さんのは飽きずに読める。 日本の歴史に興味を持ったのが井沢さんの「逆説の日本史」からなので、一般的な常識・知識としての歴史はまるで知らない。それは良いことなのか悪いことなのか。たぶん良くないのだろうけど。2008/04/21

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