内容説明
邪馬台国女王・卑弥呼は、日本史上最大の謎の人物といえる。古今数多くの歴史研究家がその謎に挑みながら、いまだにとらえられない卑弥呼の実相とは?―そこに歴史ファンの幻想をかきたててやまない所以がある。本書は、卑弥呼にまつわる無数の謎、山のような疑問に光を当て、卑弥呼の生きた古代日本の姿を克明にトレースした興味尽きない書だ。
目次
第1部 邪馬台国の女王、卑弥呼の謎(卑弥呼の登場;卑弥呼の「鬼道」とは;卑弥呼の私生活の謎;卑弥呼の公生活の謎;卑弥呼の容貌の謎;卑弥呼時代の生活の謎;東アジアと卑弥呼のかかわり)
第2部 原始・古代人の謎(原始社会の性の謎;古代宗教の謎;弥生文化の謎)