内容説明
人も、風物も、熱く沸きたつ茶色い大地、インドへ―。生と死が、激しく明滅する“人間交差点”を、風のように駆けぬけていく。景色を過ぎて、人を過ぎて、さすらいの果て、それまでよく見えなかったものの輪郭が、風の中で、しだいにはっきりとしてくる。“現地報告”のかたちで書かれた鮮烈なヒューマン・ドキュメント。
目次
プロローグ 燃えつきるまえに
五感でモノを考える
逃避から蘇生へ
原初的生活の体験とすすめ
ダメもと精神とノープロ主義
サムシングを忘れた子供たち
ある日本人青年の死をめぐって
コントンのなかで(牧歌的日々から追放;生き死にの境から)
風の思想、風の宮殿
飛翔、浮遊、狂気、自由、純粋…そしてまた、関係性
エピローグ「充分だよ」と声が聞こえる



