内容説明
東海道は大磯の宿から平塚へ向かう道中を田舎くさいが懐具合のよさそうな旅装の若者がのんびり歩いている。さっそく目をつけたのが名うての美人道中師・お銀で、「もし、兄さん、助けて」と男に駆け寄っていく。修業のため、千両で道楽をしようと江戸へと向かった小田原の豪農の倅、夢介。怪力無双の偉丈夫だが、気はやさしくて善意のかたまりのような若者の「道楽修業」は東海道で早くも怪しい雲行きになるのだが…。山手樹一郎の代表作の一つと評される明朗時代小説の傑作!!
著者等紹介
山手樹一郎[ヤマテキイチロウ]
1899年、栃木県生まれ。編集者をへて作家となる。1940年、新聞連載した「桃太郎侍」が人気を博し、時代小説作家の地歩を固める。1944年、『崋山と長英』で第4回野間文芸奨励賞受賞。1978年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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