内容説明
乾剣之進は、江戸の裏長屋に住みついて気ままな浪人暮らしをしているが、実は柳生十兵衛のご落胤である。押しかけ家老の有左衛門と仕官のため江戸に出てきたのだが、婚儀のため大奥から身を引いた武家の娘の用心棒をするうち、謎の女、お紅と知り合い、「稲連」と対峙することになる。大奥の支配者、春日局が秘密裏に作った稲連は、局亡きあと再び、幕政を牛耳ろうとしていた。剣之進は仲間たちと一緒に稲連の陰謀に立ち向かう!大好評シリーズ第二弾。
著者等紹介
中岡潤一郎[ナカオカジュンイチロウ]
東京生まれ。獨協大学出身。テクニカル・ライターを経て、1996年、『決戦!津軽海峡』でデビュー。その後、架空戦記、戦国シミュレーション、時代小説等を中心に執筆活動を進める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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