内容説明
父親に勘当された御家人の相良半蔵は、敵持ちの身でありながら、なぜか討たれるためにその相手である戸田幹二郎を追い続けている老侍・長谷川兵庫の助太刀をすることになった。前南町奉行・大岡越前の助けを借りて、戸田が春日部宿にいることを突き止めた半蔵は、長谷川を伴って日光街道を北に踏み出したが…。つまらぬことから浪人の身となった相良半蔵と、隠居した大岡越前が人情で裁く、正義の世直し。
著者等紹介
城駿一郎［ジョウシュンイチロウ］
１９３８年東京生まれ。早大文学部卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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