内容説明
正室を迎えることになった、皆川藩五万石の嫡男・義実の住む屋敷が、浪人風の男が率いる夜盗一味に襲われた。その時、忽然と現れた小田浜藩の姫君・鞘香の活躍で一味は一網打尽にされたが、その首領と思われる浪人風の謎の男は、素早くその場から姿を消していた…。一方、鞘香によって淫法を施された義実は、うら若き乳母の椿や輿入れしてきた夕姫、側室の小梅さらには鞘香姫と濃密な逢瀬を重ねていくが…。書下ろし好評シリーズ完結篇。
著者等紹介
睦月影郎[ムツキカゲロウ]
1956年1月、横須賀生まれ。県立三崎高校卒業。23歳で官能作家デビュー、以後、少女、熟女にかぎらずフェチックな作風で執筆活動を続ける。著作は350冊突破。また、本名のならやたかし名義ではマンガも描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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