内容説明
大岡求馬(のちの大岡越前守)が叔父のように慕っていた従兄弟の忠英が上役の高力忠弘を殺害し、忠英も高力の家臣に斬殺された。忠英が養子願いに伺い、高力と口論となった果ての刃傷沙汰だった。このため、大岡家は一族閉門の沙汰が下される。三年前に兄の忠品が流罪となっている旗本の大岡家には余りにも不名誉な事件だった。しかし、求馬はこの事件の経緯に疑問をもち、真相を明らかにすべく奔走する。若き日の名奉行・大岡越前守の大活躍を描く痛快時代小説。
著者等紹介
片岡麻紗子[カタオカマサコ]
1972年、兵庫県神戸市生まれ。関西大学文学部卒業。2001年、『浮世奇絵草紙』で講談社第9回ホワイトハート大賞を受賞(水野武流名義)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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