内容説明
越前勝山藩・勘定方の娘で美人剣士の天野沙雪は、藩の公金を横領した国家老の悪行を江戸家老に報告するため、中山道を下っていた。ところが、国家老一派の追手との死闘で、一切の記憶を失ってしまう。旅芸人の一座に助けられ、道中を共にすることになるが、同じく江戸に向かっていた妹の千紗と再会し、横領金一万両を隠した父と、恋人の脇坂藤一郎が敵に殺されたことを知る。仇討ちを誓い、江戸を目指す姉妹だったが、新たな敵がすぐ側に迫ってきていた…。
著者等紹介
八神淳一[ヤガミジュンイチ]
1962年熊本県生まれ。西南学院卒業後に上京し、雑誌編集者となる。その後作家デビューを果たし、「艶剣客」シリーズ(竹書房文庫)で時代官能小説の人気作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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