内容説明
京都の奥嵯峨を流れる清滝川の河原で初老の夫婦の死体が見つかった。二人とも両腕を切り離された猟奇的な殺人事件だった。警察庁刑事局長直属の『広域捜査特別指導管理官』の特命警視・敷島公介の捜査で、殺された老夫婦は二十四年前の殺人事件の後に失踪した二人であることが判明した。そして、その事件で指名手配されていた容疑者の男が死体で発見された…。新鋭が放つ渾身の書き下ろし旅情ミステリー。
著者等紹介
山本優[ヤマモトユウ]
1946年12月新潟市生まれ。法政大学中退。音楽関係の舞台照明オペレーターを経て脚本家に。代表作に『機動戦士ガンダム』など多数。2010年『京都黄究池殺人事件』(講談社文庫)で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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