内容説明
天相地相をみて天気の卦を占う蛇ノ目屋という表の顔を持つ始末人・乱兵衛。御定法では裁けぬ闇に逃れた許せぬやつらを始末人の必殺の刃が冥府に堕とす！書下ろし時代小説。
著者等紹介
増田貴彦［マスダタカヒコ］
１９６０年、静岡県生まれ。日本脚本家連盟所属。『仕組人必殺剣』（学研Ｍ文庫）で小説デビュー
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感想・レビュー
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とし
27
蛇ノ目屋乱兵衛シリーズ１巻。仕事人とか仕置人などと同じ、表の顔は天相地相をみて天気の卦を占う蛇の目屋、裏の顔は始末人乱兵衛、三年前までは始末人八景衆の風組頭であったが組織の乱れから黒鍬組に壊滅させられ、裏稼業から身をひているところから話は始まる。怜悧な相貌であるが厚い情けを押し隠している乱兵衛さん裏稼業を本腰を入れて始めるのか次巻以降が面白そう。2013/11/19
