広済堂文庫
隠密討ち―江戸忍秘帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784331611210
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

三代将軍家光の弟・駿河大納言忠長の駿府城において、真剣御前仕合が催されることになった。家光と反目する駿河側にとっては、仕合を口実に幕府の密偵を成敗する絶好の機会で、側近の三枝伊豆守は一刀流の剣客・風見伝之介に隠密斬りの役を任じた。知恵伊豆が幕府のイヌと睨んだのは、戸隠可児蔵で、柳生流の使い手として城内でも名高い男だった。だが、伝之介もまた幕府の命を帯びて駿府に潜入した隠密だった…。表題作の他に、蝦夷地での悲恋を綴った中篇「流氓の花」など傑作全七篇を収録した名手の会心作。

著者等紹介

八剣浩太郎[ヤツルギコウタロウ]
1926年、北海道生まれ。明治大学卒。教師、新聞記者を経て、執筆活動に入る。独自の歴史観を盛り込んだ歴史小説、時代小説を発表している
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