内容説明
好感度No.1女優・松倉亜希子が何者かに脅迫され、所属する事務所の女性社長・山形さなえから芸能コラムニストの峰岸厚介は調査を依頼される。その直後、赤坂で山形の惨殺死体が発見され、奇妙にも死顔には松葉蟹の甲羅がかぶせられていた。峰岸は松倉と山形を恨んでいるという元女優の桂木レイに会うため、米子の皆生温泉へと向かうが、松江の宍道湖畔で松倉の元マネージャーの殺害現場に出くわす。さらに多摩川の土手で第三の殺人事件が起こり、事態は混迷するかに見えたが。
著者等紹介
金沢誠[カナザワマコト]
1952年、鳥取県生まれ。同志社大学経済学部卒業。97年、「逆転首脳人事」で作家デビュー
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