広済堂文庫 吉宗密命 御庭番暗殺剣〈５〉

霧島 那智【著】

廣済堂出版（2003/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 319p／高さ 15cm
• 商品コード 9784331610442
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

八代将軍・吉宗暗殺を企てる尾張宗春は、様々な忍者軍団を刺客として差し向けたが、鬼群の渾名を持つ木村佐左衛門によってことごとく阻止されていた。そこで、伊達家との密約によって借受けた、黒脛巾忍群秘伝の毒物で吉宗一族の皆殺しを画策する。この姦計を密かに掴んだ佐左衛門は、屈強の武闘御庭番と雑賀忍群を従え、陸奥梁川藩と仙台藩に潜入した。だが、黒脛巾忍軍は機密保持と面子を賭け、佐左衛門たちに執拗に襲い掛かった。さらに江戸では、尾張柳生が護衛の間隙を衝き、吉宗を狙って再び暗躍し始める…。

著者等紹介

霧島那智［キリシマナチ］
１９４７年静岡県沼津市生まれ。東大大学院博士課程修了。ミステリーから架空戦記、時代小説まで幅広い執筆活動を続けるほか、読売文化センターやＮＨＫ文化センターなどで小説講座を持ち、後進の指導にあたっている
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