広済堂文庫<br> 芥川龍之介「歯車」殺人事件

広済堂文庫
芥川龍之介「歯車」殺人事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 278p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784331609309
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

岩川重美はミステリー作家を志望する若くて美しい女性。芥川龍之介の遺稿『歯車』をモチーフにした『歯車殺人事件』を書き上げ、友人の二階堂日美子に批評を依頼して瀬戸内海の風光明媚な小豆島へ旅行に出かけていく。しかし、島に到着したその日、重美は無惨にも絞殺死体となって発見される。日美子は彼女の遺した作品の中から事件解明の手掛かりを見つけ出す。作中作というユニークな構成で読者に挑戦する長篇意欲作。

著者等紹介

斎藤栄[サイトウサカエ]
1933年東京都生まれ。東大法学部卒業。66年横浜市建設局在勤中、「殺人の棋譜」で第12回江戸川乱歩を受賞。72年作家専業に。本格ミステリー、旅情ミステリーの第一人者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

お笑いループシュート

1
芥川龍之介の『歯車』を引用して、斎藤栄氏が提案したストリック理論(作中作)を使った作品である。 私は、ブックオフで購入して、中に挟まれている井川遥のアデランスのハガキを栞変わりにして読んだ。 この本が出版されたゼロ年代前半の井川遥といえば「癒し系」のグラビアアイドルとしてバリバリと活躍しているころだった。 読んでる途中で本に挟むたびに、まるであの頃の井川遥に見つめられるような不思議な感覚を味わった。2019/03/25

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