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出版社内容情報
内容説明
彼らの曲は、当時の何を歌っていたのか。今の何を歌っているのか。そして大人になった僕らに、何を突きつけるのか。令和の今、あらためて読み解く。
目次
第1章 1985 1989(『1985』;『終わらない歌』;『リンダリンダ』 ほか)
第2章 1990 1995(『情熱の薔薇』;『イメージ』;『殺しのライセンス』/『首つり台から』 ほか)
終章 令和のブルーハーツ論(いでよ、令和のブルーハーツ!)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
37
2024年刊。名声を得たものには「なんぼのもんじゃ」で接する。それでも乗り越えてくれば自分にとって本物だ。私にはブルーハーツに対する懐かしさは無い(その頃は会社で窒息してた)。従って感傷も無い。でも今の自分にとっては本物。著者の言う「捻くれない、開かれたセンス」と、甲本ヒロトの生身でぶち当たる姿勢が好きだ。読者は覚悟を促される。「あの頃からまるで変わってしまった自分」と「あの頃からまるで変わっていない日本」の両方を思い知らされると。本書は著者の面倒くさい素の気持ち、甲本に通じる敬意と優しさで書かれている。2025/03/12
タルシル📖ヨムノスキー
32
そういえば結成から40年、解散から30年じゃないかと検索してみたら、こんな本が出てるじゃないですか。ページを捲りながら「そうそうそーだった」とか「なるほどそーだったのか」なんて独り言を呟きながらあっという間に読了。本文〝1985〟の項でこの曲を初めて聴いたエピソードが書かれていますが、そのラジを私も聴いていて、途中で挟まれるセリフというか語り、いや呼びかけに電撃が身体中を駆け抜けたことを今でもはっきり覚えています。あんまり長々と書くのも無粋な気がするので最後に一言だけ、「ぼく今でもブルーハーツが好きだ!」2025/08/10
ゲバオ
11
世代ではないのだが、学生時代 何かのきっかけで狂ったように聴いていたブルーハーツ。 タイトル通り、大人になって改めてブルーハーツを振り返る本著。 色々な経験を経て、改めてブルーハーツの楽曲の歌詞やメロディに迫る本著。 音楽の専門的な話は正直、チンプンカンプンなとこがチラホラありましたが、若い頃には気づかなかった楽曲に込められた意味(解釈)にふられられまた改めてブルーハーツに沼りたいと思えました。 私の好きな楽曲は、「1985」「旅人」「僕の右手」「すてごま」「月の爆撃機」2025/08/25
爺
8
ブルーハーツの曲が脳内でされながら、「そうそう!」と思いながら読んだ。サブスク解禁されてないためAPPLEMUSICで聞けていない状況を打破するため、なんとかライブラリに登録できないかと改めてあがいてみた。テイラースウィフトもアクセルローズもジョンボンジョヴィも、アーティストが政治的スタンスを明確にしているのに日本は…。還暦近い斉藤和義とか怒髪天とかは分かり易いけど、松任谷由実とか夫婦選択的別姓議論に何か言うことないのかね? とりあえず「青空」と「チェインギャング」を中学時代聴いてはまったクチです。2025/10/30
wtbilly
5
今まで、あんま、どれがヒロト、どれがマーシーの歌詞とか意識したことなかったけど、あらためてブルーハーツの歌詞について考えるいい本です。久々にブルーハーツ聴きたくなりますね。2025/04/20




