内容説明
複雑に、考えない。たったそれだけで、怒りや不安、人間関係の煩わしさから解放されます。「世界が尊敬する100人」に選ばれた禅僧が贈る、本質を見抜き、ラクに生きるための禅の智慧。
目次
まえがき シンプルに生きること。それはすべての本質を知っていること
第1章 自分自身をシンプルに
第2章 人間関係をシンプルに
第3章 お金の流れをシンプルに
第4章 日々の暮らしをシンプルに
第5章 生き方をシンプルに
著者等紹介
枡野俊明[マスノシュンミョウ]
1953年神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授。大学卒業後、大本山總持寺で修行。禅の庭の創作活動を行い、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2006年『ニューズウィーク』日本版「世界が尊敬する日本人100人」に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ただぞぅ
11
シンプルに生きること。それはどう本質を見極められるか。他人に振り回されず期待し過ぎないこと、心地よく充実した日々を送るために心掛けるべきことが書かれている。巷の本にはよく「好きなことをすべき」と書かれているが決して「楽しく生きていればいい」と刹那的な意味ではない。「好きなことをやる」の裏には「好きだと思えることを必死にやる」意味が含まれ、努力を苦とせず、向き合う生き方が隠されている。ひたむきにやらずして好きかどうかわからない。そう捉えると天職とは自分の場所を見つけ良きものに変えていくものなのかもしれない。2024/09/11
双海(ふたみ)
11
シンプルに考えるとは、物事の本質に行き着くということ。「本質を知っている人は、周りの人や、現実、または自分自身に決して振り回されることはありません。ですから、さまざまな悩みから解放されます。現実を複雑にし、問題を生み出しているのは自分だと気づけるからです。」2024/08/01
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