内容説明
世の中で信じられているたくさんの「健康法」のなかで、「一日一万歩、歩けば健康になれる」という「一万歩神話」がある。しかし、著者は15年以上、5000人を超す追跡調査をした結果、それは誤りだということがわかった。それでは、健康になるにはどうしたら?その結論は「一日8000歩・20分」。これがありとあらゆる万病を防ぐのだ。
目次
序章 「一万歩で健康」のウソと真実
1章 8000歩・20分は、こんなにスゴイ健康法だ!
2章 8000歩・20分をムリなく続けるコツ
3章 8000歩・20分を可能にするチョイ足しワザ
4章 8000歩・20分が、コワイ病気やメタボを予防する
5章 8000歩・20分は、老化防止や美容・体質改善にもよい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FOTD
14
無理して一万歩は不要で「適度な運動をしよう」という主張が述べられている。健康を考えると、やりすぎは長い目で見るとよろしくない。「一日平均 8,000歩・20分の中強度の運動(うっすら汗をかく程度のもの)」で充分。 田舎では車が主体で歩かないが、ときどき都内へ行くと一万歩以上歩いてしまうので、歩き過ぎに気をつけよう、なんちって。2021/12/31
いっしー
13
1日最低1万歩を目標、多ければ多いほど良いと考えここ数ヵ月歩き始めたところだったが、逆に無理すると膝まわりを痛めることもあると。多すぎても健康効果は頭打ちになるため、生活の中に中強度の運動を取り入れて、八千歩がベスト、さらに様々なコワイ病気やメタボも予防するらしい。著者が言うように、八千歩を習慣化して、自然と豊かな人生を送ることができればベストだろう。2015/11/28
文章で飯を食う
13
一日一万歩には根拠は無く、かえって膝痛などの原因になることも。必要なのは八千歩とその内の20分以上が中程度の活動であること。長年の研究でエビデンスがあるとのこと。不確かなことには、きちんと断りを入れている。真面目なんだろうな。好感が持てる。2015/10/17
Atushi Ueno
2
今まで一日一万歩が良いとされてきて運動していましたが、過度な運動はかえって体の調子が悪くなることについて書かれた本でした。上記より最適な運動量はどの程度なのか、データに基づいて教えてくれる本でした。また運動量によってどういった効果が得られるのか教えてくれる本でした。運動を主体としない人は8000歩と20分の中強度の運動で十分ということを知ることができたのでとても良かったです。2015/08/30
愛理ちゃん88
1
私は12000歩で40分必要な肥満でした。2016/07/24