内容説明
未来が輝きだす美しさは、「生活習慣」と「心のあり方」でつくられます。基本からはずれない。ゆっくり生きる。リンパの名医が教える「きれい」をつくるコツ。
目次
第1章 「生活習慣」―免疫力を高める暮らし方(リンパを流せば、体と心が整うわけ;リンパを流して免疫力を高める ほか)
第2章 「腸」―「きれい」は腸でつくられる(「腸は第二の脳」と言われるわけ;腸のリンパが体の情報を全身に伝えている ほか)
第3章 「食事」―年齢とともに変えていく(日本人は「ウサギ民族」;冷たい牛乳を飲んで、お腹をこわす人が気をつけること ほか)
第4章 心と生き方が美しい人になる(自分を知らなければ、自分の美しさはわからない;「3つの性格」が混ざり合って自分になる ほか)
著者等紹介
大橋俊夫[オオハシトシオ]
1949年茨城県水戸市生まれ。医学博士。日本リンパ学会理事長。信州大学名誉教授。信州大学医学部特任教授(メディカル・ヘルスイノベーション寄附講座)。1974年信州大学医学部医学科卒業後、英国ベルファストクイーン大学講師(生理学)を経て、2003年より5年間、信州大学医学部長。2006年から2008年全国医学部長病院長会議会長を歴任。2001年より日本リンパ学会理事長を務め、本邦のリンパ学研究の推進に専念。専門は循環生理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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akiᵕ̈
37
血液の流れと共に大事なのがリンパの流れ。血液にたまった老廃物を回収してくれる大切なもの。「生活習慣」「腸」「食事」の面から、日常の中でちょっと意識することでその流れを整える方法が分かりやすくまとまっています。まさにかれこれ20年程、腸や食事を中心に生活習慣を整え、リンパの流れを意識した生活をするようになってからは風邪もひかなくなり随分と体が楽になったので、改めてその大切さが分かりました。日々の“ちょっとした”心掛けの積み重ねを意識して、これからの自分を作っていこう。2020/07/25
がいむ
26
友人から借りた。著者は生理学のお医者さん。健康本、アンチエイジング本は山のようにあるけど、わかりやすく根拠があり、やはり納得する。「年を重ね」るとたしかに今まで何でもなかったことで調子を崩しやすい。「冷たい水ではなく温かいお茶」は私もここ数年実践。「コラーゲンは、肌ではなく心に効く」には苦笑い。腸のリンパを流すことが大切で、寝て腹式呼吸だけでも効果的というのはすぐにでも習慣にしてみたい。それにしても登録1とはタイトルと装丁ににインパクトがないせいかな。2015/06/22
morinokazedayori
14
★★★★著者は信州大学の元医学部長。年を重ねても美しい人は、心身共に健康で生き生きとしている人。外見的な美しさだけでなく、内面を磨いてきた人。すなわち、美しく見える人ではなく美しく生きている人だという。体が健康だと心も安らかになるため、まずは規則正しい生活習慣。年齢に合った適切な食事と運動と睡眠。その上で、社会に貢献できる打ち込めることに専心する。当たり前のことばかりだが、生き方の基本がまとまって記されている。30代40代の生き方でその後の美しさが変わってくるという。一瞬一瞬を、大切に生きたい。2015/12/05